2009年06月20日

『依頼人』

The_Client.jpg 【評価】  点
 【原題】The Client
 【製作】1994年 米
 【監督】ジョエル・シューマカー
 【配役】レジー/スーザン・サランドン
     ロイ/トミー・リー・ジョーンズ
     マーク/ブラッド・レンフロー
     ダイアン/メアリー=ルイーズ・パーカー

【あらすじ】
 上院議員殺人の容疑者が自殺。検事局は、目撃者の11歳の少年マークの口を割ろうと執拗な接触を図る。頼る者のないマークは、わずか1ドルで女弁護士を雇うが…。

【批評】無難すぎて余韻の残らない法律サスペンス
 法律サスペンス界の橋田寿賀子と言われている(僕が勝手に名づけました)J・グリシャムが原作の法律サスペンスです。今回は法廷サスペンスではなく、女弁護士対敏腕検事の対決といった構図になっています。ですが、この映画には、ある種の緊張感が乏しいように思います。
2大演技派俳優を起用していながら、手に汗握る、あるいは固唾をのむようなシーンはほとんどなく、少年マークの向こう見ずな行動に終始イライラさせられますが、結果的にはそのおかげですべてがハッピーエンドというような構成で、この少年に振り回されて終わりという展開にやや疲れます。2大俳優が完全にその持ち味を発揮せずに終わり(それでもそれなりに存在感は醸し出していますが…)、これといった後味も残らないような映画です。
おそらく感動を呼びたいのであろう、レジーとマークの打ち解けあうシーンも、なんだか演出が足りずに、友情構築の大安売りのような感じで、ややげんなりしました。
面白くないかと言われれば、そこまでではないと答えますが、余韻も何も無い忘れ去られてしかるべき映画、そんな感じがしました。
posted by あつお at 21:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 5点(もう少し頑張れ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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